アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その3 スカイプでレッスンの巻

 マイナー言語を勉強しようと思って教室を探したけれど、職場や自宅付近には見当たらない。でも、勉強したい。そんな悩みを解決してくれるお助けマンにスカイプでのレッスンがあります。

 昨日は、教室から遠く離れた地方在住の学習者とスカイプレッスンをしました。あらためて、ネットは便利なものだと実感しました。

 日本国内であれば通信環境はほぼ安定していますから、通話機能を使った場合、音質も悪くないし、途中で断絶することもまずないと思っています。

 昨日、偶然出先で中国語の専門家と話す機会がありました。

「今夜、スカプ授業なんですよ。」
と言うと、
「え?スカイプでやるんですか?できるの?どうやって?」
と、一瞬驚いていらっしゃいました。

「できるんですよ。」
と答えると、
「へ〜〜〜〜。」
と、不思議そうな顔をしていらっしゃいました。

 個人的な印象ですが、スカイプでのレッスンでは、リスニング力が向上すると思います。みなさんは、外国語を使って電話で話しをした経験がありますか?慣れないと、なかなか聴き取れないものですよね。相手の顔の表情が見えないという状況は、会話をする上で、かなり大きな影響を与えるものだと思います。スカイプも、カメラ機能を使わずに音声通話だけを使えば電話と同じ状態で、相手の言葉、声色だけで判断し、理解するしかないでしょう。

 聴き取ろうとする訓練を積み重ねるうちに、リスニング力がついていくように思います。聴き取れれば、今度はなんとかかんとか単語をつなぐだけの状態でも、自分も話してみようという気にさせられます。その繰り返しで、会話力も向上するでしょう。

 ネイティブは、ノンネイティブが話す間違いがあるセンテンスや発音、アクセントを、正確に復元して考えることができます。

「さっき、この単語をこんな風に発音していましたが、正しくは、こうですよ。」
「より自然なイントネーションは、こんな風にするのですよ。」
などなど、ある程度会話をした後で直してくれます。

 忙しいので通学は難しい、近くに習える教室が無い、などと諦めている方、ぜひお試しください。スカイプレッスンを。http://adiluhung.schoolbus.jp/