アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その164 え!そらにたこか の巻

 タイトルを読んで、「あ!あの話?」と思った方もいらっしゃることでしょう。そして、「うん?え!空に蛸か、って何?」と思った方もいらっしゃるでしょう。

 これは、アレルギーを起こすことがある食品を含む加工食品に原材料の表示をすることが、日本の食品衛生法により義務づけられている7品目の覚え方の語呂合わせです。


 えび かに 小麦 そば 卵 乳 落花生

 
 このまま覚えるのはちょっと大変。順番を入れ替えて語呂合わせ!ということで、「え!そらにたこか」というわけです。



 先日、飛行機の機内食で、管理人はかなりのものを食べられませんでした。食材に管理人がアレルギーを持つものが多く、最悪な時は、パンとデザート、付け合わせのインゲン、ニンジンだけしか食べられないこともありました(涙)。機内食は、糖尿病食や油抜き、ベジタリアンムスリムなどの食事は用意されているところが多いですが、アレルギーを起こしやすい食品に関しての配慮は、あまりないように思います。そのさいたるものが、落花生。

 おつまみで、豆がしを配る航空会社は結構あります。ピーナッツにアレルギーがある人で、食べなくてもピーナッツがある空間にいることだけで症状がでる人は大変ですね。いわゆる同じ製造ラインでピーナッツを使いました、、、というのと似たような環境です。
 ある航空会社は、「当社の機内では、完全にピーナッツフリーの環境を保障できません。」と断りを書いているのをみたことがあります。


 そうそう、日本では「そば」のアレルギーはかなり認知度が高いと思いますが、日本発の機内食には、和食=そば といわんばかりに、そばがついているように思います。


 ところで、先にあげた7品目は、特に激しいアレルギーを起こすものの代表格で、このほかに表示が推奨されている18品目があるそうです。

 あわび いか くらげ さけ さば 牛肉 豚肉 鶏肉 バナナ ゼラチン オレンジ キウイフルーツ もも りんご くるみ 大豆 まつたけ やまい

 
 管理人は、今日、ちょっと食品に関する勉強をしました。食の安全に関して、日本ではかなり厳しい規制があることがわかります。それでも、食中毒が発生している現実を見ると、熱帯インドネシアで、冷蔵せずに生鮮食料品を販売している市場の肉、魚、水分が多い菓子類などは、一体どのような状態なのか?疑問がわくと同時に怖い気がします。