アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その205 伝統校がなせる業 の巻

 管理人の出身校は、開校百十数年の伝統校。今日は同窓会の東京支部総会がありました。数年前からちょっとしたきっかけで出席するようになり、だいぶ見慣れた顔ぶれも増えてきました。

 そもそも進学校ではない学校ですが、最近は大学進学者も増えたそうです。管理人が卒業した年度では、数えるほどしか大学進学者がいませんでしたが、大学入試システムも多様化し、大学進学への可能性がひろくなったのかもしれません。

 さて、日本は不景気だ、就職難だといわれて久しいですが、こんな状況にあっても、我が母校の就職内定率は10月末現在で86%に達しているのだそうです。昨年度は最終的に98%が就職決定、残りは進学のようです。今年度に関しても、同時期の周辺地域の高校卒業予定者の就職内定率が50〜60%ほどと言っていますので、かなりの好成績です。

 学校が行っている卒業後3年目の離職率を追跡調査では、20%が3年以内で卒業後に就職した会社を辞めているという結果がわかったそうですが、これも他校のそれと比較すると格段に低いのだそうです。

 伝統校ゆえ、地域社会に根ざした起業者した卒業生をを介して後輩を送り込む、首都圏へ就職で出てきた先輩たちの活躍で、後輩も先輩たちのもとで切磋琢磨し、次の後輩へとつないでいく、そうしたことの繰り返しが、逆風吹き荒れる世の中でも生き抜いていく体力なんだろうなぁ。。。と思いました。

 管理人も、先輩の業に恥じないようにがんばろっと!