久々にこの週末の一日半は、インドネシア語オンリーの生活でした。普段は二カ国語同時使用環境ですので、それはそれでいいのですが、でもやはり疲れます。だって情報量は二言語になるし、二カ国語を切り替えて使うことが頻繁に起こるから。でも、日本語なら日本語、インドネシア語ならインドネシア語だけというのは、頭で考える段階から既に一言語なので、あまり疲れない感じがします。
ところで今日のおもしろ体験は、ある会で主催者の代表が英語でスピーチをしたのがきっかけで、次に挨拶をすることになっていた来賓の中の主賓格の方は、インドネシア語で原稿を用意してきたらしいのですが、英語で話しだしたのです。英語、日本語、インドネシア語が混在していると、これはかなり疲れる!
そこで司会者が、
「この先はインドネシア語か日本語のどちらかを使うことにしましょう。そうしないと、聞き手はたくさんの言語が飛び交って疲れます。」
と軌道修正のコメントをしました。皆さん大笑い。
今更ながらに人間の脳は不思議だなあと思いました。英語を聞けばその意味を理解し、インドネシア語ならインドネシア語を、日本語なら日本語を、という具合に理解する能力が備わっているのですね。
多くの言語を理解できることは、物の考え方にも広がりができ、またたくさんの文化を知ることができます。
語学は向いてないという人に時々出会いますが、外国語すべてが向いていないわけではなく、自分に合った外国語ならできるようになりそうな気がします。事実、管理人も過去にフランス語、オランダ語、ペルシャ語、中国語、それとほんの少しだけハングルをやったことがありますが、ダメでした。ものになりませんでした。でも、インドネシア語は習い始めた頃から波長があっていたのかな、今もなお勉強中。
そして、様々な外国語を学ぶことで、日本や日本語を見つめ直す機会がたくさんありました。管理人の語学オタク人生、まだまだ続きますよ〜(笑)。