中国のお茶は烏龍茶や普洱茶が有名ですが、アジア最大の食品飲料の展示会FOODEX JAPAN2012に出展している中国の元泰茶業は、紅茶を専門に販売する会社です。
商品のパッケージはレトロな雰囲気の中に優雅さをそなえたもので、女性の心をとらえるにはそう時間がかからない魅力的なもの。
主に中国南部で生産された紅茶を販売しています。日本では、現在のところ、福岡県福岡市中央区天神にあるチャイナカフェ、北九州地区では小倉井筒屋別館若紫江S店で販売しているそうです。
18種類の紅茶が、きれいなパッケージで並んでいるのを見るだけでも、気分が上向きになる不思議なパワーを感じる紅茶でした。
元泰茶業 代表の任健治さんは、日本在住三代目華僑。日本語はもちろん日本人のように話し、明るくパワフルな男性。中国部門(本土)の社長 魏文生さんは、日本の大学への留学経験があり、日本語が堪能な方でした。お二人とも明るくパワフルな方で、話しているうちにまわりがどんどん元気になる不思議な魅力あるコンビでした。
「福建語を話せますか?」
と中国語で聞かれた管理人。
「普通話は少し。でも福建語はできないです。」
と言うと笑っていましたが、やはり華僑のステイタス福建語は必須だなぁ。。。と痛感しました。
福建ルーツの華僑のビジネスというのは一種独特なものです。彼らの信用は、まず福建語が話せるかどうか、そこから始まります。同郷、そして福建語が話せることは、言わずもがな互いの信頼を取り付ける条件。そして支え合い助け合って財を築く彼らの生き方は、祖国を離れて生き抜いて来た福建人華僑の特徴だと思います。
アジアでビジネスを展開するには、華僑のネットワークは大きくプラスに作用することを感じた昨日の出会いでした。