いつものようにホテルでの朝食を。。。と部屋をでると、今朝は急に中国系市民の国内観光客が増えていました。
ジャカルタから来たと思われし中国系の人たち。まぁ〜朝から元気です。
男も女も朝からよくしゃべる、しゃべる、しゃべる・・・・。
そういえば、部屋の前を通った時、ドアが開けっ放しで着替えしていましたが、部屋の定数の倍は泊まっています。これってありか???料金は割り増しなのかな?だけど、狭いベッドに大人4人、どうやって寝るのか?誰かは床か?
そして、昨日まで宿泊していたイスラム装束の国内観光客たちの姿はみあたりません。入れ替わり???
ところで、昨日は一日中数回にわたって各局が断食明け関連の特集番組で、アジアの近隣諸国のイスラム教の紹介をしていました。
最初は中国新疆のイスラム教徒。中国の東の方に住むイスラム教を信仰している民族で、一般に中国人ときいて連想する外見とはほど遠いエキゾチックな面立ちや服装の人々。
荒涼とした印象を与える町にモスクがあり、中国風な要素を取り入れつつ、しかしイスラム教という文化の融合をも感じさせるもの。
続いて、フィリピンのイスラム教。フィリピンは国民のほとんどがカトリック信者である中で、イスラム教信者は少数派。でも、インドネシアのテレビ番組では、カトリック信者に次いでフィリピン第二位の信者数をほこる、と紹介されていました(汗)。確かに仏教よりは多そうな気もするけど。。。
そして、タイのイスラム教徒。なんでも、タイのイスラム教徒はビジネス界での成功者が多いといい、ハラール食品の生産をしているという。少数ながら信者数を増やしている、と紹介。
それぞれの番組のコンセプトがイマイチわかりにくい。イスラム勢力拡大を言いたいのか、信仰を同じくする隣国の人々を紹介したいだけなのか。。。
とはいえ、世界規模で今、イスラム潮流が拡大している感は否めない。インドネシアの宗教番組でも、イスラム教のなんたるかを説く人が白人という奇妙な番組がある。しかも、インドネシア語で説教し、インドネシア語でイスラムの教えを説く歌を歌い。。。
なんだか不思議な感じがします。でもこの不思議さがインドネシアの人々をあらためてイスラムの世界へと魅了するのかもしれません。