アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1170 勉強教えて の巻

 幼稚園から中学卒業まで一緒だった里子。高校進学を期に、ぱたりと管理人宅に来なくなって以来3年。先日、相談したいことがあると言うので、昼に外でランチをしながら、さまざまな相談事を聞きました。その時、12月に検定試験があるので、勉強を見てほしいといっていたのですが、管理人はその日にちを間違って記憶。
 金曜日の夜10時半頃に誰かが来ました。新聞の集金?そんなはずもなく。宅急便?違うなぁ。。。数回呼び鈴を押しているので、覗き穴から見てみると、里子ちゃんでした。

「あれ?今日だった?明日だと思ってた。」
「今日だよ。ちゃんと言ったよ。ただいまぁ〜〜〜〜」
といって家に入ってきました。
 夕飯はまだだというので、急いであり合わせのもので支度をして出しました。検定試験もさることながら、この定期試験で赤点だった科目があったらしく、赤点者用の課題がもっさり。自分でできるところはやったらしいのですが、わからないところが3分の1くらい。
 二人で調べながら、なんとか完成! ふぅ〜。

 この週末は2日間、管理人宅に泊まっていきました。夕べ、検定試験から帰ってきて、一緒に夕飯を食べながら、
「いつでも帰ってきていいよ。ここもあなたの帰る家だよ。」
と言うと、
「うん。言われなくても帰ってくるよ。」
と言っていました。

 実の親との関係修復、兄弟との対面もしてみたい、でも、そうしたら管理人とは縁を切られてしまうのか?それは嫌だ!と不安だったと言っていました。

 親との家族再統合がうまくいけば、それはそれでいい。再会しても一緒に生活しない選択をするなら、それもそれであり。どんなふうになったとしても、あの子が望めば管理人はいつまでも関わりを持ち続けたいと思っています。
 
 土曜日の朝、そして昨日の帰りぎわに、
「やっぱりね、俺の家はここだな。夜に寝てても安心して寝られる。体も痛くない。馴染んでる。」
と言っていました。

 思いがけなく二人で2晩過ごしましたが、これは今年の降誕祭の大きな恵みだったかもしれません。