アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1385 新国立競技場のパターンは・・・ の巻

 白紙にもどすという話になった新国立競技場。工事費が変わっていく絵。

 インドネシア、特にバリ島で外国人が住宅を造ろうとすると、計画当初提示される金額が時間とともにつりあがっていく現象。工事に関わる人はどの人も一様に材料費高騰を持ち出すのですが、それなら、なぜ最初からその分を見越した額を提示しないのか?クライアント側は、そもそもインドネシアだから安いのは当たり前、安いに違いないという前提で取り掛かろうとするので、金額が変わっていくと途中で不快になり、最後はそれこそ白紙!となるケースが珍しくありません。白紙にもどすといっても、この新国立競技場のように着手前ではなく、工事を始めてからの「やめた!」ですので、クライアンと側はどぶにお金をすてたようなかっこうに。

 自分なりのデザインで家を建てるのは、誰にとっても魅力です。しかし、インドネシアの場合、どうなのかな?といつも考えます。建売を買って、あとで自分なりに手を入れて改造したほうが、費用的にはゴタゴタしないのかもしれません。

 それにしても、新国立競技場はどうなるのかな。はやくも恥ずかしい日本のオリンピック劇開幕のような・・・。