ブータンとは国名を聞くことはあっても、なかなか国や人々、文化を知るまで馴染みがない国だったので展覧会に行ってみました。
展示品はそれほど多くなく、仮面、布、装身具に大別され、子供にも丁度良い規模だと思います。展示品によっては写真撮影ができるものもありました。
仮面には、動物などが複数個あしらわれているものが多い中、なかには「おばけ?」がズラ〜っと並んでいるものもありました。怖いというよりも、かわいい!
数年前、国王夫妻来日の際、民族衣装を着ていました。ネパールの民族衣装にも似ている気がするし、モンゴルにも似ている気がします。
順路に従って見ていて思いました。展示品の年代がかなり新しいのです。20世紀のものが中心でした。
「うん?この国は王国。歴史がそう古くない?」
タイや、今は王国ではありませんが、インドネシアにある王室などは歴史が古いのを考えると、ブータンは王国としての歴史が、古いようで実は新しい国だと知りました。
布や装身具の製法を見ると、20世紀のものにしては、若干プリミティブな感じがあり、あまり近隣と接触しなかったのかな?と想像したり。
あまりここに書いてしまうと、展覧会を見ようと思っていらっしゃる方に申し訳ないので、この辺で。
そうそう、展時品の説明などのボードを見て、「あれ?」と思ったことがあります。それは、ブータンの右側、あるいは東側というのでしょうか、国名などが書かれていない地域がありました。どこの国?と思い、調べてみました。
ここは中国とインドでその国境線を係争中の地域らしいです。
ところで、都内にブータン料理のレストランはあるのでしょうか?
ある!唯一とか言っています。
http://www.gatemotabum.com
意外にも味は辛めらしいです。
では、ブータンの大使館は?調べてみると、大使館ではなく、「在東京ブータン王国名誉総領事館」があります。
http://bhutan-consulate.org
展覧会を見て、管理人とブータン王国の距離が少し縮まった気がします。