先日のEmaに続き、「アバウト・ア・ウーマン」を観ました。一時間ちょっとの映画ですが、途中で、このストーリーどうなるの?と思うような映画でした。インドネシア映画にしては意外な場面、リアルな性描写があり、これは本国上映ありなの?と、古い感覚で思ってしまいました。
今回鑑賞した2作品とも、性と宗教に触れる内容で、やはりインドネシアの民主化が進んで、こういう部分をある程度公に表現できる兆しなのかなとも思いますが、インドネシアを長くみてきた第三者的立場から言えば、かえってイスラム教のイメージが崩れたり、こうであるべきという一部の見方がイスラム全体を代表する考え方と思われはしないか?と、やや心配。
東京国際映画祭も、もうそろそろ閉幕。来年はどんな映画が来るのか、楽しみです。