アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1207 森友学園騒動 の巻

 この頃、森友学園と総理、総理夫人のあれこれがワイドショーの中心ネタになっています。両者の関係はここでコメントしませんが、部分的ではありますが、森友学園の幼稚園が行ってきた教育について、へ〜〜〜と思うこともないわけではありません。

 教育勅語。これは、管理人の父親世代は得意かも?しかし、今となってはほとんどの日本人は、これを知らないかも。管理人は、教員免許を取るための科目として、なんだったかな?の科目の中で習った記憶はありますが、諳んじることなどできず。

 今朝は、園児が「見よ東海の。。。」を歌っていました。この歌は、インドネシアではある意味有名な歌です。なぜならば、日本の占領期に当時のインドネシア人たちも歌っていたからです。

 「君たちは日本民族です!」なんとなく違和感がある言葉のようですが、インドネシアでは「民族」bangsaという単語は、日常よく見聞きする言葉です。しかし、あらためて、日本の学校で「私たち日本民族は・・・」という表現を強いられると、たとえ本当にそうであっても、何か特別な意味合いを感じさせるような気もします。

 国を愛し、国を造る意識を教育の中に取り入れることは悪いことではないでしょう。しかし、時代にあった、また過去の過ちや経験を振り返り、適切な場所と時間に、適切な表現や手段で行うのが望ましいでしょうね。

 ところで、4月開校予定の小学校の行く末は?もう入学準備も終わって、入学式を待つばかりという家庭にとって、いきなり開校延期、最悪の場合、開校取りやめとなってしまったら、とんでもない悲劇です。ここへ入学する予定の子供達が、もしも当座、別の学校に入学、学習するようなことがあれば、地域の公立学校も入学者数の増加はあり得るし、それに伴って配置すべき教員数も変わります。当然、学年のクラス数も変わるかもしれません。

 日本にも、こんな現実があるんですね。