アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1129 甘酒 の巻

 おひなさんのあたり、近所のコンビニでガラスの瓶入りの甘酒が売られていました。試しに買ってみたら美味しかった!ということで、自分で作ってみようと思いました。

 酒粕でできるということで、スーパーで酒粕を入手。
 ここで第一の選択肢。酒粕が二種類あって、板状とペースト状のものがありました。めんどくさくなさそうなペースト状を買いました。

 さて、その酒粕の袋に書かれてある分量で甘酒作り開始。

 出来上がりを飲んでみると、
「美味しくない!」

 母上に電話、作り方を聞いてみると、
「甘酒として売ってるものは、普通は麹で作ったもので、粕で作ったのとは、そもそも風味が違うよ。美味しくないんじゃなくて、そういう味なんだと思うけど。」
と。

 う〜〜〜ん。
 麹?ムムム・・・。管理人の好奇心に火がついた!(笑)

 母上曰く、
「子供の頃、ご飯が余ったら、それと麹を混ぜて保温して甘酒を作って飲まされた。」

 麹と残りご飯?なんだそれ?しかも、保温は毛布で包んだりこたつによる入れておくのだとか。

 恐るべし、明治生まれの女性の日常、それを見て育った昭和前半の女性・・・。

 聞くことすべてが、ちんぷんかんぷんな高度経済成長期生まれの管理人・・・。

 さて、その甘酒ですが、一晩おいたら味が良くなった気がします。

 母上の説では、
「板の粕よりペースト状の方は、アルコール分が高い気がするよ。あれは粕漬けやなんかを作る時に使うでしょ。それと、入りも板より黄色っぽいじゃない?」

 本当か???

 ご近所さんが時々、甘酒を作って持ってきてくれるらしいのですが、手作り自家製とあって、毎回濃さが違うらしいのです。母上は、
「もらったのを飲んで、味が違うかな?と思ったら、日本酒を足して飲んでるけど、そうすると美味しい。。。」

 なんだそれ?もはや母親の甘酒は甘酒じゃなくて、ドブロク状態かも・・・。