先週、大学時代の友達に会いました。十数年ぶりで会いました。
彼女が会う前日にメールをくれ、
「明日会おう?」
と。宇都宮に住んでいるのでなかなか出かけることがないらしく、一も二もなく会うことに。
息子さんが大学一年で、誕生日だということで東京方面に出てくることにしたらしいのです。
インドネシアからの留学生で、管理人とは別の専門でしたが、インドネシアのつながりで仲良くしていました。
彼女はお子さんたちのいろいろを悩んでいました。思春期でもあり、インドネシアの子供とはおおよそかけ離れた雰囲気に困惑。重ねて宗教のことも悩みのタネらしいです。
「人間は土から作られたってイスラムでも教えているけど、子供達はそんなことサァ〜〜〜、っていうんだよね。でも、信じないとダメだよね。」
「食べ物も、今、子供は一人暮らししているから、何食べてるかわからないよ。コントロールできないし。」
「娘が小籠包を食べたいっていうけど、あれ、作れない。餃子はできるけど。でもね、餃子の本当の味がわからないから、想像して作ってる。」
「2年前、帰省したけど、最近は毎回帰るごとに、今回は親と会える最後かなと考えちゃう・・・。」
外国人の母ならではの悩みが続きます。
親元から離れて暮らすことは日本にいても同じことですが、イスラム教の場合、亡くなってから24時間以内に埋葬するというので、到底間に合いませんね。辛いね・・・。
管理人は、
「キリスト教でも、人は土から作られて、とかマリアの受胎の話など、普通の人が考えたら、何それ?ということがあるかもしれないけど、日本のような環境で暮らし、教育を受ける以上、そうした疑問は避けられないと思うよ。私は、盲目的に信じる部分と、理性や知性で考える部分がバランスよくないと難しいと思うなぁ。。。」
と話すと、彼女は、
「そうなんだけど、でも信じなかったらインドネシアではありえないことだよね・・・」
と。
彼女の悩みはまだまだ続きそうですね。
そんな彼女が持ってきてくれたお土産は、宇都宮名物の餃子。
昨夜、餃子鍋を作ってみました。今朝は焼いて食べました。美味しかった!