アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1339 父の誕生日 の巻

 昨日は父の誕生日でした。84歳。認知症にもかからず、元気。でも、最近、股関節が痛いと通院しているのだとか。昨日、父が自動車免許更新のことを話していました。

 今年、更新の年だったらしく、これで最後のつもりで更新に行ったそうです。高齢者は、認知症の検査・講習を受けてからの免許更新だそうで、まずはそれをやったそうです。でも、この講習への父の取り組み(笑)が笑えます。

 自分なりに、ボケてんじゃないか?と心配していたのか、おじ(父の12歳下の弟)に
「どうしよう〜〜〜、更新できなかったら」
と相談したらしく、おじは
「こんなこと、やるらしいよ。」
と情報を持って家に来たそうです。
 
 絵を見せられ、その後ひとしきり別の話を聞かされ、
「ところで、さっき見た絵は何が書かれていたか答えてください」
というものだったそうです。

 父は、一生懸命おじが持って来たその絵を覚えようと頑張ったらしいです(汗)。

 検査当日、見覚えがある絵が出て来たとか。

 結果、判定はAで認知症は問題ないと言われたとか。

 管理人が思うに、父はこんな練習をしなくてぶっつけ本番でやっても、きっとAだっただろうと思います。何日も前にやったことを覚えているような人は認知症じゃないですよ。
 しかも、何日も前に見た絵が、
「あ、同じ絵だ!」
とわかるというのは、84歳のおじいさんの脳みそとしては最上級の状態でしょう(笑)。

 一緒に講習を受けていた方の中には、病院で検査をしてもらい診断書を持ってくるように言われている人もいたそうです。

 免許更新にあたり、窓口の方は
「高齢者は免許更新直後に事故を起こすことが多い傾向にあります。おそらく、更新できたと安心して、事故を起こすのではないか?と思われます。お気をつけて。。。」
と言われたそうです。

 逆走したり、歩道に乗り上げたり、駅舎に突っ込んだり。。。いろんな事故が起きていますが、父の言葉通り、今回が最後の更新にしてほしいです。