台北に行くと観光客ならおそらくほとんどの方が行きそうな場所の一つは、迪化街の永楽市場ではないかと思います。地域一帯が乾物屋漢方薬の店が軒を連ねるところで、地域の中心的存在でこの市場があります。市場と言っても、大きなビルで2階以上は布や縫製に関係するものを売っている問屋風な場所で、東京で言えばユザワヤのような感じです。
さて、この永楽市場の1階は?というと、これがまたすごいんです。衣食住、全部が入り混じって店を開いている感じ?
果物屋、魚や、肉屋、雑貨や、衣料品店、仕立て屋、床屋、マッサージ店、下着屋、喫茶店、寿司屋・・・・。とにかく圧倒される空間です。
でも、どこも綺麗で匂いもなく、安心して見て回れる場所です。日本にはない果物や
野菜を見ても楽しいし、魚を見ても楽しい、滞在時間が長ければ、何か仕立てに出してもいいのかもしれません。
今回、びっくりしたのは、寿司屋がありカウンターに座って台湾の方が美味しそうに食べていらっしゃる光景です。刺身は日本固有の食と思っていますが、台湾でも結構お寿司屋さんがあり、地元民が好んで食べる日本食の一つのようです。お客さんが、日本語で、
「美味しいよ」
と言って、握りを見せてくれました。
知れば知るほど興味が深まる台湾です。