アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1467 海外から薬品を持ち込む場合 の巻

 海外から薬品を持ち込む場合や郵送などで個人輸入する場合、何か特別な手続きが必要なのだろうかと思い、昨日、まずは羽田にある税関に聞いてみました。

 

 薬品といっても、どういう目的や性質のものかにもよりますが、海外の病院を受診、医師が処方した薬の場合、1ヶ月分は特別な手続きを経ずに持ち込める場合がほとんどだそうです。例えば、特殊な疾患で劇薬や麻薬のようなものを含む場合は、量にかかわらず申告や手続きが必要なのかもしれませんが、一般的な疾患の場合、特に問題なく持ち込めるようです。

 ところが、2ヶ月分となると、薬監証明というものを取る必要があるため、管轄の役所にそれを申請してください、とのこと。また、一度に持ち込める量は最大2ヶ月分という制限もあるようです。

 

 管理人は一回の受診で1ヶ月分の薬を処方してもらい、手持ちで持ち帰っていますが、毎月通うのも、時にスケジュール上うまくいかないことがあるので、できるだけ多く薬を出してもらおうかなと思ったのですが、できたとしても2ヶ月分ということがわかりました。

 

 羽田の税関職員の方は、

「いやぁ、、、外国に通って治療されるのも大変ですよね。向こうの先生も往復の手間を考慮して長めに薬を出す配慮をしてくれるということなんでしょうね。。。もしも薬監証明をとる手間があまりめんどくさそうだったら、1ヶ月分ずつの方が楽かもしれませんし、そこらへんは管轄の役所で相談してみてください。」

と、とても親切な対応でした。

 

 ところで、税関職員の方が、

「薬といっても、例えば痩せ薬だとかそういうたぐいのものの場合は。。。」

とおっしゃったので、そういう薬ではなく医師の処方箋で調剤された薬と答えると、それ以上、痩せ薬の話はされませんでしたが、気になってネットで調べてみました。すると、痩せる薬とか強精剤のようなものは、何か健康被害があるのか、持ち込みについて他の薬品とは事情が違うようでした。