アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1541 インドネシアで新型コロナウイルス感染者第1号発生報告 の巻

 昨日、インドネシアはコロナ感染者発生のニュースでざわついた模様。これまで世界的に相次ぐ感染者報告が上がる中、人口2億6000万を抱えるインドネシア、しかも中国から大勢の観光客が上陸しているバリ島をはじめとするインドネシアでは、感染者がゼロという記録を更新していました。このゼロ報告を疑問視する雰囲気はありましたが、市民が病院に駆け込む様子も見られず、とりあえずコロナはいないのだろうという漠然とした安心と、しかし、疑問が混在したまま昨日まで過ごしていました。

 

 昨日、西ジャワ州デポック在住の母子(母64歳、娘31歳)がコロナ感染検査の結果、陽性だったことを受け、インドネシア大統領直々に状況報告説明をしました。それによって、インドネシアでは、特にジャカルタ、デポック地域では、いきなり降ってきたようなコロナ感染ニュースで動揺。管理人の関係にも、今度の日曜日、出張で来日予定の方々から、

「日本は大丈夫なのか?自分たちの会社はデポックで、今日感染者が出た。マスクはないのか?」

など、SNSで取り乱したような問い合わせが。

 

 また、3月11日に10日間の観光で来日予定の人からも、

インドネシアで感染者が出た。日本人から移った。どうしよう。行くのをやめようか・・・」

と連絡がありました。

 

 日本は大丈夫か?日本人から感染した、と言われても、日本に住んでいる私たち日本人や日本の現状は、読者の皆さんが日々感じている通りの状況ですね。聞かれても答えようがない質問ばかりです。

 

youtu.be

 インドネシアのニュースで、今回の母子が感染した経緯を詳しく説明していますが、これを観て、インドネシアの人々が急に恐怖に襲われた理由がわかりました。下に日本語訳した要約を書き出してみます。

 感染源の日本人というのは、マレーシア在住の方ですが、1月に日本へ来ているようです。そして2月14日、ジャカルタで感染した娘とダンスパーティーに行き、2月17日、この日本人はマレーシアで発熱、2月20日、マレーシアの民間医療機関を受診。2月27日に検査結果、コロナに感染していることがわかったようです。一方、インドネシアの娘の方はというと、2月16日に咳、熱、呼吸器症状が出て病院を受診。2月26日、母親と受信して、病院では気管支炎と診断されたそうです。

 2月28日、マレーシア在住の友人(ダンスパーティーに一緒に行った日本人)が、娘に電話をし、自身がコロナに感染していることを告げたようです。その電話の後、2月29日、デポックの母子は感染症病院に行き、3月1日に健康チェックを受け検体を採取、3月2日、この二人がコロナ感染陽判定が出た、という流れのようです。

 

 この日本人が、そもそも日本で感染したのか、あるいはマレーシアなど他の地域で感染したのか、については全く触れていませんが、日本人と濃厚接触したことは強調され報道されている印象を受けます。

 それで、なぜ昨日インドネシアの人たちが、慌ててどうしようと言ってきたのか理解できました。

 

 先にも書きましたが、どうしようと言われても、私たちは「どうしよう」と思われる環境で暮らしているわけですので、毎日テレビで言われているように手洗い、消毒を徹底する以外にないですね。

 

 フゥ〜・・・・。