アジアな空間

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アジアな空間 その1708 インドネシアで発行されるコロナ感染陰性の証明書の信憑性 の巻

 先日、インドネシアから来日した技能研修生が関空PCR検査を受けたところ、大勢が陽性反応を示し、即隔離されたというニュースがありました。陽性反応だった人たちは、皆、インドネシア出国前に「検査を受けた結果」として、陰性である健康証明書を持っての日本上陸の予定だったようです。

 同じ頃、そしてつい最近、台湾でも同様の状況があり、台湾政府は12月4日より2週間、インドネシア人労働者の上陸を許可しない方針を示したようです。

udn.com

 

 上に「 」付きで「検査を受けた結果」と書きましたが、本当に検査を受けたのか?個人的には疑問です。検査を受けた時点では陰性だった、しかし、その1、2日後に出国、その間に陽性に転じるという現象もないことはないので、おそらく中にはそういうケースもあったのかもしれませんが、それにしても一度に十数人も陽性反応が出るというのは、ちょっと考えにくい気もします。

 6月にジャカルタから友達がきたときは、出国前にクリニックで血液検査をして陰性証明をもらったと言ってました。成田でのPCR検査も陰性でしたが、日本上陸後2週間は、食料品などの買い物以外外出を控え、またSNSで検疫担当の役所?へ毎日体温の報告をしていたようです。そういえば、あのときは成田から自宅へ帰るのに、電車やバスを使ってはいけないと言われ、指定業者?のタクシーで東京へ移動していました。タクシー代に3万円以上かかったらしいです。震

 

 コロナの蔓延は、世界規模で深刻な感染症として人々の生活の自由を奪っています。国外に出るときは、官民ともに最大限誠実な姿勢で、自他の健康と安全をまもる努力をすべきですね。