アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1958 鶏卵 の巻

 先日入院した時、栄養士による食事指導なるものがありました。その時以来、ずっと頭を離れないのは鶏卵です。

 鶏卵は1つで1日のコレステロール量を上回るというのです。テレビなどで、卵は一日2、3個食べても大丈夫と言っていたではないか?と思い、聞いてみました。すると、栄養士さんは、

「はい。そう言われていたんです。でも最近、いや、それは間違っているのじゃないか?ということがわかってきたんです。」

と。

 ちなみにコレステロールの1日量は200mg以下だそうですが、鶏卵は1個全卵で231mgだそうです。卵は案外いろんなものに使われているので、卵として食べなくても結果的に過剰に摂取することもあり得ますね。

 病院でもらった資料を見ると、コレステロールが高い食品は、するめいか、鰻の蒲焼、ヤリイカ、白子、豚レバー、鶏卵が200mgを超える食品になっています。特にイカはダントツです。でも管理人は、一年でイカをどれだけ食べるか?といえば、覚えていないほど食べていませんので、これは気になりません(笑。

 

 そんな話をかかりつけ薬局の薬剤師に話したら、その方が、

「あぁ〜、栄養のことはどんどん変わっていくんですよね。例えば、貧血にはレバーと言われていましたけど、例えば妊婦さんにレバーを食べるようにという指導はもうしていないですよね。肝臓ですから、代謝をする器官で、それを妊婦が食べるというのは・・・という話になったり。」

と。

 結局、何が正しいのか、あまりはっきりわからないのが栄養の世界なの?

 

 栄養士さんがおっしゃったことで、一番わかりやすい表現は、

「おかずの品数を増やすほど、塩分なども増えるので、おかずは少ないほうがいいです。」

でした。確かになぁ・・・・いろんな味付けのおかずが増えていくと、塩も増えますね。

 

 だけど、あまり考えすぎると食べる楽しみがなくなるので、少量でいろいろなものを食べたいと思います。