4月25日の昼、自宅のベランダにいた蛹が孵化して蝶々が生まれました。
この写真は蝶が出た後ですが、そもそもこの蛹はどこから?です。
昨年の夏に1か月ほど鉢植えのみかんの木を疎開させました。我が家のベランダでは暑すぎて弱るので、向かいにある会社に預かってもらったのです。すると、路面のその会社では、みかんの木に蝶々がやってきて卵を産みつけたというのです。
なんだか青虫が出てきたと連絡があり、その会社では青虫を見つけたら避けていたようです。少し涼しくなって家に引き取った後も、みかんの葉っぱの裏には卵がたくさんついていました。葉っぱごと取っていましたが、全部撮りきれず青虫が。そのうちの1匹はそのままにしました。すると、蛹になったのです。ある日、あるべき場所に蛹がなくなっていました。夜間に昆虫や鳥に食べられたか?と思っていました。ところが数日後、ベランダの壁に蛹が集っていました。え?1人で移動したの???と思いながら、様子観察。昨年の10月です。
待てど暮らせど一向に孵化する気配なし。死んだんだろうか?と思いました。某国立大の理科の教員が、
「それは死んでないよ。日照時間が短いから孵化しないだけ。このまま春になれば、日が長くなって、蛹が頃合いを見て蝶になる。」
と。
そんなことあるの?と思いながら、邪魔になるわけでもないのでそのまま越冬させました。
半年以上も壁に張り付いたまま。とうとう孵化、蝶になりました。
孵化した直後、蝶は羽を広げ切らないまま床に落ちていたので、藤の葉に集らせました。
本当はそのまま放置して、どこかへ旅立つようにしたらよかったのですが、少しそばにいて欲しいとわがまま。家の中の花瓶の花に移動させました。留守中、どこに行ったのか帰宅しから蝶がいなくなっていました。逃げるにも外には出られない。でも見当たらない。失踪。
今朝、カーテンの方でカサカサ音がして影が見えました。蝶だ!昨日、一昨日はあまり日も当たらず暑くなかったので、カーテンと窓の間でくつろいだと思いますが、今日は朝から陽がさして暑かったのでしょうか。
救出しました。
明日は外に出して自然に帰しましょう。。。
復活祭の後の蝶々。蝶々は神の遣いだよと言った人がしました。そうだったら、良いことがありますね。