アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その20356 麻辣湯 の巻

 

 週末にこの通りを通ると、このお店は何やら賑わっていることは前から知っていました。木曜日の夕方、家族が試してみたいというので入ってみました。

 

 店の入り口側には、野菜などの具がバイキング式に陳列されており、好きな具をボウルにとり、1g=3,1円で計算されます。

 その具に、スープの味や辛さのレベルを指定して、調理場で茹でたものが席に運ばれてきます。

 具は野菜中心ですので、健康的な印象がります。

 

 

 我々は、辛さ2倍をチョイス。1倍は、韓国の辛ラーメンくらいの辛さと言われましたので、2倍くらいでもいけるかな、と。

 

 辛いと言えば辛いですが、勢いよく吸い込まなければむせることもない辛さでした。

 

 薬膳というだけあって、漢方薬のような風味があります。苦手な人もいるかもしれません。隣の席の若い女性二人組は、辛さ3倍を頼んだそうで、彼女たちのものが席に運ばれてくると、まるで漢方薬局の中にいるような匂いが。思わず管理人は、

「迪化街にいるみたい。」(迪化街:台北市内にある乾物、漢方薬局がある一角です)

と言ってしまいました(笑。

 

 同じような麻辣湯のお店が近くにもう一軒あります。なんでもスープの味のコクが違うのだとか。

 

 麻辣湯を食べてみたいと言った家族は、

「薬くさくない麻辣湯ないのか?」

と言っていましたが、薬膳なのできっとこんなもんなのでしょう。漢方薬を長年飲んでいた管理人にとっては大した味や匂いでもないのですが、飲み慣れない人は強烈に感じたのかも。

 

 平日の夕方の時間に行きましたが、店内は若い女性グループで賑わっていました。人気が高いお店のようです。