インドネシア語とマレー語は同根であるため、片方が分かれば両方理解できると言われます。確かによく似ているので、マレー語を習ったことがない管理人でも、インドネシア語ができるので、マレー語も大体の意味が理解できます。

Selamat Hari Merdeka & Selamat Hari Malaysia
これは、『祝独立の日、祝マレーシアの日』 という意味でいいのだと思います。(笑)このくらいなら、あまり違和感なくすんなり理解。

クアラルンプール国際空港の出発ターミナルにあった出発便の案内ボード。上の方に、国内線と国際線の表示があります。『国内』はdalam negeri。これはインドネシア語でも同じです。でも、空港や観光に関するものは、domestikと外来語を使うことも多いです。
『国際』線の表示は、antarbangsaと表示しています。これはインドネシア語では慣れない表現かなと思います。特に空港では、internasional(注:英語ではinternationalですが、インドネシア語はinternasional)という表示をします。antarというのは、インドネシア語では「間」、bangsaは「民族」という意味です。antarbangsaと言われたら、『民族間?』、一瞬考えるかな。。。

Balai PerlepasanとBalai Ketibaan
この辺から、「うん?」と感じ始めます。Balai Perlepasanの意味は、マレー語では出発ホール、Balai Ketibaanは到着ホールという意味のようです。インドネシア語でもbalaiは『ホール、広間』という意味ですが、空港の用語としては使いません。perlepasanはマレー語では『出発』の意味でここでは使っているようですが、インドネシア語でperlepasanは、語根がlepas、意味は『放れる、外れる、フリーの』などの意味があります。perlepasan?聞き慣れない派生語ですが、単語の構造は、語根にper-anの接辞をつけたものですね。インドネシア語大辞典で探してみましたが、この活用は見当たらず。インドネシア語でいうberlepas『行く、出発する、離陸する』の名詞形でしょうか。マレー語では、『出発』という意味として使うのでしょう。
ketibaanは?この単語の語根はtiba。インドネシア語では『到着する』という意味です。マレー語では、これにke-anの接辞をつけ名詞形にして到着という意味で使うようです。インドネシア語には、この活用はなさそうです。インドネシア語大辞典で見当たりません。
インドネシア語ではkedatangan『到着』とkeberangkatan『出発』を使い、通常空港内の表示板には、terminal kedatangan『到着ターミナル』とterminal keberangkatan『出発ターミナル』と表示しています。

これは出発ゲートの表示ですが、Pintu Keberangkatanとなっていますね。

この案内板は、いろいろな場所の表示をしています。4番のpejabat penerbanganは、『航空会社オフィス』の意味のようですが、インドネシア語でpejabatという『役人』という意味で、オフィスの意味としては使いません。インドネシア語ではオフィスをオランダ語からの借用語でkantorを使います。pejabat penerbanganと言われたら、インドネシア人は「航空会社の役人」って何?と一瞬考えますね。
2PのMedan Kereta A&B。medanはインドネシア語では『広場、~場』という意味がありますので、マレー語と大きく違わないと思いますが、keretaは、インドネシア語では『列車』の意味です。マレー語では『自動車』という意味で使っています。列車は、kereta api, keretapiというようです。
似て非なるインドネシア語とマレー語。発音は、インドネシア語の方がクリアに聞こえます。マレー語は、インドネシア語と同じ単語を発音しても、やや難しい感じがします。母音のaは、曖昧音になっていますので、慣れないと上手にできなさそうです。
マレー語は、マレーシアのみならず、シンガポールでも使われています。シンガポールの国語は、マレー語、公用語は、英語、中国語、マレー語、タミール語のようです。インドネシア語、マレー語ができると、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、東ティモールなど東南アジアの広い範囲でコミュニケーションが取れますね。
https://www.instagram.com/reel/DN8NiVpEW3b/?igsh=bDNrcGZsNTNlc2k1
最近見つけた動画です。