アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1159 あえてセルロイド の巻

 先日、文具専門店をふら〜っと見ていた時、パッと目についた筆記用具がありました。ボールペンと万年筆でした。
「あれ?これはセルロイド?」
というと、店員さんが、
「さすが!そうです。こちらはセルロイドです。もうそう沢山作ってる人が居ないので、珍しいと言えば珍しいですね。」
と。

 セルロイド

 子供の頃、なんだか知らないけど、プラスチックのようでも親が、
セルロイド
というので、そういうものがあると聞き覚えてはいましたが、どうも当時の管理人はそれに特別な価値を見出すことはありませんでした。裁縫道具入れ、石けん入れ、筆入れ。。。なんだかもっといいのはないの?くらいに思っていましたから。

 今、あえてセルロイドの筆記用具を選ぼうとするのは、品質うんぬんよりも、その存在自体が珍しいからかな?と思いますが、他にもっと安くて良い樹脂があっても、セルロイドの特有の質感は、ウ〜〜〜〜ン、たまりません。