アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1293 頭がぼわぁ〜〜〜〜 の巻

 最近、インドネシア語の単語リストの見直し、検討作業中。日本語では深く考えることもなく使っている言葉を、インドネシア語ではなんという?と考えることが、今の作業の中心です。

 昨晩は「忌引き」でした。忌引きとは普通に使う言葉ですが、この意味は、休暇、欠席の種類なのか、葬儀に関することを行う行為なのか、何???と、わかっているようで、案外曖昧だったことに気づいています。

 インドネシアでは、日本の忌引きに相当する休暇、欠席は、その実態はあっても、それに対する配慮があるかどうか?は、現場裁量のようです。昨晩、バリにいるバリ人に内容を説明して聞いてみると、
「職場ごとに有給か無給かの違いがあるのと、学校は、病欠以外に欠席理由が何かということを書面で提出した場合に認められる許可という欠席があるけど、それも年間3回までの制限がある。3回までなら、欠席によって成績がマイナスになる作用はないとしていると思う。」
と。

 なるほどね・・・。
 だけど、バリのように年中あれこれ行事を大掛かりにする土地では、3回ではすまない許可欠席がありそうな気もしますが(笑)。

 マカッサルの私学の小中高校では、一切の理由を認めず、欠席にカウントするという厳しい学校もあります。インドネシアでよくありがちな、「身内が海外で結婚式をあげるから、それに行くために休みたい。」とか、「家族で出かけるから休みたい。」など、家族関連理由は、特に認めない理由事項になっているとか(怖)。
 そういう場合はどうやって休むか?ですが、
「子供が具合を悪くしているので休みます」
だそうです。でも、家庭訪問、お見舞いに来られたらアウトですよね。