アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その755 いったい何なの? の巻

 先々週、左足の薬指の間が赤くなってかゆくて、ただれた感じになっていたので皮膚科を受診。

 仕事帰りで、出先から近い場所の皮膚科にいきました。初診。30代後半の男性医師でした。
 一通り、指がいつ頃からそうなったのか、どういう症状なのか話すと、見せてごらんという。これは当たり前のこと。でもここからがすごい。
「いやぁ〜だぁ〜、それ水虫よぉ〜。かゆいわよね。」
と遠巻きに眺めて、水虫と診断。
 水虫の薬だといってラミシール軟膏を処方。

 ここからが悲劇の始まり。ラミシールを塗れば塗るほどひどくなっていきました。一週間、塗りましたが、どうもおかしい、どんどん患部からつゆがでて、ジクジク、周辺も赤く腫れてますます痒い。
 先週末、近所の皮膚科にいきました。事情を話すと、一回目の医師と同じくらいの年格好の男性医師が、
「ではここにのせてみせてください。」
といって、手袋をしながら患部を観察。
「ちょっと、周辺の皮膚をとってみますね。顕微鏡で菌がいるかどうかみてみます。」
といって、念入りに顕微鏡で観察。
「先週いった病院でも、同じように顕微鏡でみていましたよね?」
と聞かれたので、
「そんなのはなく、それどころか、遠巻きにみて水虫よぉ〜って診断してました。怪しい。。。」
というと、医師も看護師も爆笑していました。

「もしかして、水虫だったのかもしれないし、そうじゃなかったのかもしれません。どっちにしても一週間ほど抗菌薬を塗っていらっしゃるから、とりあえず水虫が今、見つからないだけかもしれません。今回は、水虫の薬ではなく、湿疹ということでステロイド系のクリームで様子観察して、一週間後にまたきてください。そこで同じように観察して菌が見えなければ、やっぱり水虫じゃなかったということで、湿疹の治療を続ければいいですし。」
と、丁寧な説明でした。

 さて、2軒目の病院で処方されたクリームを使い始めると、塗れば塗るほどメキメキ治っていきました。痒みも赤みも汁も解消。
 やっぱり、1軒目の病院はだめだったのか?

 水虫容疑がはれたような気がします(笑)。