アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1398 バリ島クルンクン地区で伝統工芸の工房を見学 の巻

 今日は、朝から伝統工芸の工房を見学に出かけました。クルンクンという地区は、伝統工芸の一つである機織りが盛んなところだといわれ、ぜひ行ってみたくなりました。

 今回、管理人と一緒にインドネシアに来た女性は、5年ほど前から管理人の普段の洋服を選んでくれるプレタの社員さんで、布や服のデザインにとても興味を持っていらっしゃる方です。そんなこともあって、クルンクンの工房や市場を見てみようということになりました。

 普通の民家を入っていくと、機織りをする人、縫製作業をする人、糸の整えている人、と工程ごとに分業制です。
 綿100%の糸を一本ずつ丁寧に織っていく根気のいる作業です。

 世界中どこでも共通のことかもしれませんが、こうした手仕事の伝統工芸を伝承するのは、なかなか大変なことです。この工房では、30代の女性が作業をしていました。細かな作業ですから、一日に何センチ織れるのかなと思いました。
 手織りだけあって、値段もそこそこ高めですが、それだけの価値があると思います。