アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その492 髪の毛へのこだわり の巻

 今日、ひょんなことから髪の毛の話でもりあがりました。インドネシア語でrambut:髪の毛 という単語に接頭辞のber-をつけてberambut(注:単語の最初がrの場合、接頭辞のber-はbe-となる)とすると、「髪の毛がある、毛がある、毛が生えている」という意味になるのです。

 この単語を使った例文を読むなり、受講生さんが、
「いやぁ〜、この単語、使いにくいですよ。だってはげていたらどうするの?って気をつかっちゃいますよ。。。わっはっはぁ〜〜〜〜」
と笑い出しました。それを聞いていた他の受講生さんたちも一斉に笑ったのです。

 すると、ある受講生さんが、
「いや、ハゲかそうじゃないかというよりも、この単語は、長い髪をしているとかそういうのに使えるんじゃないの?」
と説明していました。この説明は正しいです(笑)。

 そんな話をしているうちに、男性の髪の毛へのこだわりの話になりました。

「日本人ってハゲを隠そうとするけど、日本人だけじゃないんじゃないかな?あれさ、中国や韓国もそうじゃない?中国は人の先頭にたつ人は髪が白髪じゃいけないから染めなくちゃいけないんだよね?確か。。。」
「あ、韓国も髪はこだわる。」

 管理人が一言。
インドネシア人の男性は、白かろうかハゲであろうが、それが自然にそうなったものであれば、あえてどうにかしようという男性は少ないように思います。だからあの手この手で頑張っているのをみると、奇妙に感じるみたいですよ」


 国によって、髪へのこだわりはそれぞれのようです。