アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その854 行方不明の日本人ダイバー救助される の巻

 ここ数日間、バリ島でダイビング中の日本人女性のグループが行方不明になったニュースは、毎回のテレビニュースで取り上げられています。

 今日の夕方、4人が見つかった!という一報が入り、ほかに1人のインストラクターも救助されたということで、合計5名の生存が確認されました。

 7人でダイビングしていたということですので、残り2人の捜索はまだ明日も続く模様です。

 インドネシアは四方を海に囲まれた国で、所々に有名な、あるいはダイバーにとっては魅力的なスポットがあることでも有名です。

 今回は、7人が最後のダイビングに向かった時、天候が急変したという情報がありますが、熱帯の天候急変は、普段我々が日本では想像できないような変貌ぶりです。

 潮の流れがはやいというのも、どんな風に?と思いませんか?

 以前、管理人はある面白い経験をしました。海上に設置した作業室。その窓枠は、作業の利便性から取り外しができるようになっていました。ある従業員が手を滑らせてしまい、木の重たい窓枠を海に落としてしまいました。
 大きく重たい窓枠です。そのまま、ほぼ落とした付近に落下するだろうと考えるのは素人考え。それこそダイバーを潜らせても、見つけられませんでした。あっという間の出来事です。

 また、ある時は、管理人が手に持っていたサングラスを受かり桟橋から落としてしまいました。しまった!と思い、付近にいた漁民にサングラスを拾ってほしいと頼むと、数人の若者が、全然見当違いな方向に泳いでいき、何度ももぐっては上がりを繰り返し、どんどん桟橋から離れていきました。

 桟橋にいた日本人たちは、
「そっちじゃないって!ここに落としたんだってば。なんでそっちにいくんだよ!石頭だな!」
と、漁民の動きを半ばあてにしていないような言葉を投げかけていました。
 しばらくすると、とんでもない方から、
Inikah Bos? (親分、これですか?)(笑)
といって、手には管理人が落としたサングラスを持って水面にあがってきました。

 びっくり!

 彼らが迷いもなく、我々からみれば見当違いな方向へ泳いでいき、もぐっては上がりを繰り返したのは、その季節のその日の天気、その時間の潮の流れを熟知していたからだったのです。

 さて、話はバリのダイバーに戻って。
 今回は公的なレスキュー隊以外にも、地元の漁民タチモボランティアで捜索に協力してくれているようです。空からはヘリが、海上ではレスキュー隊の他、大勢のボランティアがいること。
 発見が確認された時は、歓声があがったとの情報もあります。

 日本人観光客は、短期間の滞在であれもこれもやりたいことが満載という特徴がありますが、命は買えない、失った命は取り戻せない。これは絶対心に刻むべきです。観光旅行は、また今度がありますが、失った命には、また今度はありません。

 気軽に海外旅行に出かけることができますが、今回の事故は、自分も含め、無理は禁物をあらためて心に誓う事故です。