夕方、66歳のおじさん(この先、オヤジ)から海外旅行の計画を聞かされた管理人。息子さんと二人で東南アジアを旅するのだとか。タイ、カンボジア、インドネシアの遺跡を見たいというのが、この旅の目的のようでした。
「カンボジアは、私、行ったことがないのでよくわからないけど、ビザは必要ないの?」
と聞くと、
「10年前に行った時は、大使館でビザを取って行ったけど、行ってみたら、空港で取れるみたいで、10ドル、10ドルって言ってたから、今回は何も取らないで行く。」
と。
「10年前と明日、明後日は様子が変わってるかもしれないけど、調べたのですか?」
と聞くと、
「いや。だけど、ああいう国だから大丈夫だよ。10ドルだし。」
と。大胆だなあと思いました。
ネットで見ると、大使館で事前申請もできるし、いわゆる到着ビザも取れるような案内がありましたが、到着ビザはドルで支払いのような雰囲気でした。
「ドルで支払いなのかな?ビザの分はドルがあった方がいいのかも?」
というと、
「あ、あの国は、ドルで買い物できるから。10年前、そうだったし。」
このおじさんの頭は、10年前の情報がフィックスされてアップデートされないらしい(汗)。
北半球はこれから雨が多いのかも?と思い、気候を聞いてみると、
「あ、ああいう国は、雨って言っても日本みたいに1日中降り続くことがなし、ざっと降ってすぐ上がるから大丈夫だよ。」
と。
そういう降りかたもあるけど、ダラダラ降り続けることもある。これ、東南アジアで生活した管理人の経験から・・・。
あれこれ話すオヤジ。。。
「イギリスもなぁ、東南アジアに植民地いっぱい持ってたからなぁ・・・・。インドだろう、インドネシアだろう・・・」
は?でした。インドはイギリス領だったけど、東南アジアじゃないのでは?インドネシアはオランダ領でしたし。
話せば話すほど、思い込み、決め付けが強いなあと思いました。歳をとるというのは、こういうことなのかな?このおオヤジの話を聞いていて、ちょっと将来の自分が不安になりました。