アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その106 インドネシアの空港の入管システムって??? の巻

 今年の1月末頃だったか、成田発ガルーダインドネシア航空の便でインドネシアへ入国した場合、ガルーダの機内で入国審査を受け、インドネシアに到着後は、入管の列に並ばずに入国できるシステムが導入されました。

 現に、管理人も4月にインドネシアへ行った時、ガルーダの機内でその手続きをしました。その後、今度はインドネシアの空港で、指紋認証システムが導入されました。

 さて、ガルーダの機内で入国審査を受けた人は、インドネシアに到着後、指紋認証を受けるのか?ガルーダインドネシア航空の東京事務所に聞いてみました。
 答えは、到着ビザが必要な国籍の旅券所持者で、ガルーダの機内で入国審査を終えた人は(日本人もそのカテゴリーに含まれる)、到着後、指紋認証は受けずに、そのまま入国するのだそうです。しかし、これは成田と関空からのガルーダで出発した人のみの話。それ以外の航空会社を利用した人は、これまでと同じように、到着後、到着ビザを取得、指紋認証を受けるのだそうです。
 ガルーダの機内で、入国審査を終えた人が指紋認証を受けずに入国できる理由は、大勢の人が並ぶ場所がないから、と言っていました。

 並ぶ場所があるかないかで、チェックされる人、されない人をわけるのもヘンだし、なんだか、指紋認証の目的が不明確な気がします。

 指紋認証をされると困る人は、ガルーダで入国すればOKともとれるこのシステム。セキュリティーの精度が信用できない気がしませんか?

 長い列と長い時間を、到着ビザ発給でとられるのは、確かに不毛な時間でもったいないのですが、同じ国籍の人が、乗った飛行機によって、同じ国に入るのの手間が違うというのはどうかな?

 ちょっと納得できないシステムです。