昨日の夕方、チャングウにある知人宅で家族ミサに招かれて出かけました。チャングウへ行くのはこれが初めてで、しかも普通のバリ人の住宅地へ入って行くのも初めて。
5人の兄弟とそれぞれの連れ合い、子供、孫、などなど総勢70名とか言っていました。確かにたくさん集まりました。この集落は、昔、宣教師が伝導に入った地域なのか、村自体がカトリック信者ばかりといってよいほどカトリック人口率が高い地域のようです。教会もバリ様式建築の教会がありました。
昨日のミサは、知人の家に司祭を招いて行ったミサですが、管理人は久しぶりにインドネシア語のミサに与り、感慨無量でした。って言いすぎか?いや、でも、久しくインドネシア語のミサに与っていないので、とてもよい機会でした。
昨日はインドネシアの独立記念日でしたので、司祭が、
「入祭の歌はIndonesia Rayaを歌いましょう。」
とおっしゃり、一瞬みんな「国歌?」と思ったようでしたが、でも、司祭が用意して来た国歌のオーケストラバージョンのカセットに合わせて、国歌斉唱。
集まった人の中で外国人は、管理人ともう一人オランダ人のご婦人だけ。あとは、みんな生粋のバリ人でした。司祭はカリマンタン島ポンティアナック出身の中国系でした。
信仰を同じにする人が集まって、和やかな祈りの場を共有することは、本当によいことだと感じました。民族が違っても、同じことを信じる人の中にいると、不思議な安堵感がありました。
閉祭の歌も司祭のご意向でTujuh belas Agustus(8月17日)を歌うことになりました。
すべてが穏やかに流れる空間でした。
夏の日に、南国で思いがけない恵みに与ることができました。
会場になった知人宅の中庭にあるマリア像。ルルドを模してつくられた感じ。つくってから今年で25年になるそうです。バリ風の装飾がほどこされ、アジアとヨーロッパのコラボレーション?