アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 256 大震災 の巻

 このたびの震災で被害にあわれた皆様には、こころからお見舞い申し上げます。震源地が北東北地方で、3月といっても、まだまだ寒いので、その中で避難生活をしいられているのを思うと心が痛いです。

 2011年3月11日の大震災。管理人は地震のちょっと前に、ある会社から期せずして商品見本が送られて来たので、その商品の販売促進のためにお客さんと連絡をとり、営業に行く約束をつくりました。夕方に一件、別のアポがあったので、その前にと思ったのです。

 14:15過ぎに出かけ、14:30のアポでお客さんの店に到着。商品説明を始めて少し経った頃、
「あれ?揺れてませんか?」
と言っているうちに、ガワガワゴワァ〜〜っと揺れてきました。

 お客さんの店は1階なので、外に出ましょうというと、お客さんは、外で落下物に当たると危ないといって、中に残るというのですが、とにかく出ましょうといって出てみると、方々から人が出て来て騒然としていました。立っている自分は、まるでボーリングで倒れそうで倒れないピンのような動きでした。

 しばらくそのお店で休ませてもらい、夕方、家に戻ってみました。

 ガァ〜ン。グチャグチャ。

 寝る場所も、いる場所も、どこもかしこもグチャグチャ。
 食器棚も割れた食器で扉が半開きになって、間からガラスが飛散してあちこちに。
 
 フ〜〜。

 最も頼りにしている友達とネットの音声通話で慰められ、気を取り直して、ガラスものだけは片付けに着手。
でも気分が滅入って、最低限だけで精一杯。
 床の水や土も、軽く拭うのが精一杯。トホホです。

 まだ片付けが終わっていないのですが、やる気がおきません。

 両親は震源地に近いので、これまた心配。でも、自宅でなんとか普通に生活できるようで、安心しました。

 この混乱、いつになったらおさまるのか?

 管理人は、しばらくの間、気持ちのリカバリーに時間がかかりそうです。