アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その481 お客さん上京 の巻

 管理人の幼なじみのお姉さん夫婦が大阪から出張で上京。久々に楽しい時間を過ごしました。お姉さんのご主人様は、管理人の高校の大先輩。管理人の先輩リストの中の「自慢の人物リスト」に登録しています(笑)。

 大阪は夏の計画停電などの措置に向け、先輩の仕事関係でもなにやら影響があるかもしれないそうで、震災以来、ある意味365日、24時間体制で業務に従事させられている感じがするとおっしゃっていました。おかげで夏休みも大阪を離れられないような状況だそうです。

 管理人が高校を卒業する時代は、今よりも遥かに高卒の就職のハードルが低かったように思います。お姉さんのご主人様は進路を就職と決め、日本が誇る一流企業の就職試験をパス。一方で教員の勧めもあり、大学の二部にも通い、普通に考えれば大卒。しかし!日本人なら誰でも知っている某大企業は、二部卒者は大卒と認めないということで、ず〜っと高卒扱いだったそうです。転職して現在の会社に入社。ここでは大卒としての入社だったそうです。現在は、年齢相応に昇進、責任ある立場にあり、充実した日々を送っているようです。

 う〜ん、、、。日本でも生涯学習という言葉がかなり浸透してきましたが、実社会はは生涯学習の目指すところを反映しているのでしょうか?外国では一旦中学なり高校なりを卒業し、働きながら上位の学校への進学を果たし、社会はその成果を評価しているケースが珍しくないと思いますが、日本ではどうも型通りの学歴を、型通りの順番で通過した人に軍配があがる傾向が否めないように思います。
 管理人は思うのです。二部の大学で学ぶ方達は、仕事をしながら更なるステップアップを希望して、積極的に学んでいる方たちなのでは?それなのに、どうしてそれが大卒にならないのか?
 その大企業の考え方でいえば、高校でも全日制の3年で終了する課程以外は高卒と見なさないということ?

 学びの機会が充実し、それを活用して学んだ人たちが、もっと社会で評価される環境が、より定着した社会になってほしいですね。