アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その524 地価高騰といってもこれは異常じゃない? の巻

 午後から公証人に用事があったついでに、公証人のところに土地の権利書があるという不動産の視察に行きました。デンパサールよりやや奥に入った場所で、距離にしてサヌール地区から数キロのところ。あたりは田舎の農村。静かは静か、昔の日本の農村のような場所でした。

 宅地用に造成された場所と棚田を見ました。どちらもあり得ないと思うほどの値段でした。この場所のこの状態の土地に何千万円も出すの?桁が違うと思うけど。。。と思いますが、これが今のバリ島で価値が期待されると思われるような場所の地価のようです。でも、ここの人たちの年収を考えると、どう考えても地価は収入と不釣り合い。日本でも不動産を買える価格が当たり前のようについています。

 今、インドネシアは都市部を中心にバブル状態ですから、なんでも価格が上がるのも理解できますが、不動産に関してはかなり疑問を感じる管理人です。



棚田の状態で広さが28アール。1アール単価が85万円。 23.800.000円。


造成して中央に道路用の部分ができている。写真の前方は道路に面していますが、一部売却済。よって後ろ側の9アールを買ってほしいと言う。1アール単価は185万円。 16.650.000円。

 将来性があると言われても、管理人にはその青写真がイメージできません。価値を見いだせない。