アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その872 日本をつくったスターティングメンバー の巻

 都内の桜もだいぶ散ってしまい、桜吹雪ももうそろそろ終わりかなという感じです。昨日は、昼と夜、都内をタクシーで移動しました。運転手さんが桜並木を通過する間は、窓を閉めエアコンをつけさせてください、と言うので、理由を聞くと、花びらが車内に舞い込むのだとか。
 一見、優雅に見える桜吹雪ですが、立場によっては困りモノでもあるようです。

 このお花見シーズンは、思いがけないメンバーより突然のお誘いを受け、お花見の機会に恵まれました。今から12年も前に語学研修を担当した時のクラス生のクラス会でした。といっても、集まった10名の平均年齢は75歳くらいです。

 昭和一桁から10年代の半ばあたりのお生まれのメンバーで、インドネシアでそれぞれが持っている技術指導にあたった方々です。この世代にしては大卒とはかなり特殊な存在だったと思います。現役を退いて、今なお元気で活躍している面々に、管理人は励まされました。
 クラス生は娘ほどの年格好の管理人を「先生、せんせい」と呼んでくださいますが、管理人にとってはこのクラス生たちは人生の「先生」であり、先進国日本を作り上げたスターティングメンバー世代だと思っています。
 クラス生たちの話を聞くことはとても大きな意味があり、考えさせられることが多いです。
 
 我々後輩は、先輩たちが築いた遺産を大切にまもっていかなければならないと痛感します。父と同じ歳のメンバーも数人いて、話を聞いていると父と共通する雰囲気を感じます。あの世代は強いなぁ。。。昨年後半から、いろいろなことが身の上に起こり、どうしようと落ち込んだり悩んだりしていましたが、このお花見で「お父さんたち」と再開して、管理人も「お父さんたち」のような強い心を持って日々時間を重ねていきたいと思いました。