アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1129 台北のお茶屋さん の巻

 昨日、ホテルのすぐそばにある一軒のお茶屋さんに入ってみました。明るい店内で整然と陳列された商品には品格を感じます。
 店の名前は、「漢雲茶荘」。台北市中山区林森北路610号1F

 丁寧にお茶の説明をしてくださる店主。

 お店に遊びにいらっしゃった店主の友人家族がいらっしゃいました。日本語が堪能なご主人は、管理人に一生懸命商品の特徴を説明してくださいました。

 そのお友達が、
「お茶、試飲しますか?できますよ。」
と、テーブルへ誘ってくださいました。


 様々なお茶を淹れてくださる店主。お茶の話、日本旅行の思い出話、ホテル付近のお勧めレストランの話など、和やかな雰囲気で夜のひとときを過ごしました。


 「一人で台湾にいらっしゃいましたか?」

 ここでも、同じ質問をされました。女性がふらっと一人海外に出かけることは、やはり奇異に見えるのでしょうか(笑)。

 ひとり旅で困ることはほとんどないのですが、唯一、食事が困ります。一人では食べられる量が限られますので、いろいろなものを試すことができません。台湾には何度も来ていますが、中華系の料理は、大勢でないと食べられない量です。
 昨夜も、管理人が客家料理を食べたいというと、お茶屋の店主と友人の家族が店の場所を教えてくれました。吉林路にある「我家你家客家菜」という店でした。客家の「家」にかけて、韻をふむ店の名前で、みんなで大笑い。「私の家、あなたの家、客家料理」という意味でしょうか。

 「ひとりでも大丈夫ですか?」
と聞くと、
「あぁ〜、一人は無理ね。多い。」
残念。

 ホテル周辺に、台湾料理の店で「欣葉」というレストランがあると教えてくださいました。しかし、ここも一人は無理らしいです。でもバイキングをやっている支店もあるとのこと。そこへ行くことを勧められました。この「欣葉」のオススメは、杏仁茶だそうです。管理人は、一瞬、それなら一人でおだいじょうぶかも、と思いましたが、ダメでした。
 大きな器に入った杏仁茶に油條という長い揚げパンを浸して食べるのだそうです。やっぱり一人の壁は厚いです。

 昨日、今日と台北は極端に暑くはありませんが、東京よりはかなり暑い真夏の天気です。