昨日、バリ島にある国立ウダヤナ大学文学部に設置されている外国人向けインドネシア語コースの修了式が行われ、管理人も招かれて出席しました。バリヒンドゥー教の寺院の中心であるブサキ寺院へのミニトリップの後、近くのレストランを会場に行われた修了式では、日本をはじめ、アメリカ、オーストラリア、ドイツからの語学留学生たちが、ウダヤナ大学文学部長より一人一人修了証書を授与されました。
この語学コースは3段階のレベルに分かれており、4ヶ月を1クールとして実施されています。これまでは、日本人留学生が学生のほとんどの割合を占めていたようですが、近年になり欧米人留学生も受講するようになり、次第に国際色豊かになっています。
修了式の中で、各コースを代表して1名ずつが、この語学コースを受講してみた感想と、今後このコース運営にあたっての要望を述べるスピーチがありました。
学習の成果を疲労する場でもあり、発表者は原稿を読み上げる人からアドリブでスピーチをする人ありで、場内は終始笑いがたえませんでした。また、この授与式の司会も、日本人留学生がつとめ、慣れないフォーマルな席上での司会役は、よい経験になったことでしょう。
そんな留学生たちを見て、管理人も25年ほど前はこんな風だったのかな、、、と回想モードにひたっていました。
修了証書を手にした留学生たちに、学部長は挨拶の中で、
「バリ島で学んだことを、それぞれの国や地域で語ってほしい」
とメッセージを伝えました。
終了後の進路は、既に修了式を待たずに帰国した学生や、次のレベルへ進む学生、帰国して就職する学生、インドネシアで就職活動する学生など様々です。
4ヶ月間の語学留学生活を語る留学生。ブサキ寺院で礼拝をしたため、教員も留学生も皆礼拝用の民族衣装を着ています。