夕方、電話がかかってきました。
「先生、ご無沙汰しております。この度は大震災で、先生のご実家も被災されていらっしゃるのではないか?と心配しておりまして。。。」
お見舞い電話でした。
「実は、私のところ、アパートが空いてるんです。もしよろしかったら、どなたか使っていただければと思いましてね。」
電話の目的は、疎開先を提供しましょうというものでした。
ありがたくお話を受け取って、
「もし、どなたかいらっしゃったらご連絡いたします。」
と言って、電話を切りました。
場所は下呂。遠いですね。でも、こうして声をかけてくださる方がいらっしゃるのは、嬉しいことです。被災された方、どなたでも使ってください、ということでした。
「ただ、日本のアパートゆえ、家電製品や家具などは無いので、それをどうしようかな。。。」
と、おっしゃっていました。