震災前から、管理人は食料や水、調理器具の燃料などは備蓄していました。これは、インドネシアで生活していた時分、インフラが未整備でよく停電したり、また政情不安で外出できなかったことからの経験で、概ね何が必要か?と経験的に予測できる範囲のものはそろえてありました。
でも、その中に無いものがヘルメットでした。
「そうだ、ヘルメットを買ってこよう。。。」
買ってきたヘルメット。無地でどれが自分のものかわからなくなりそうなので、表側にデコレートしました。
プラスチック製のシールを貼りました。もちろん内側には、テプラーで作ったID情報を貼り付けておきました。
これは仕事場の机に常備用。もう一つ、黄色いヘルメットがあります。こちらはまだ創作中。
インドネシアの大学の教官が、
「芸術というのは、心が落ちついで穏やかな時に生み出されるもので、君のは、なんだか窮地に追い込まれて、にっちもさっちもいかないような時に作ってるというのは、なんだかおかしい。。。」
と言っていました。
私はこの意見に反対です!
苦しい、苦しいで、自分自身がより苦しさを増幅する心理状態になるのではなくて、苦しいけど明るい何かを見いだしたい希望を持って、少しは安らぎを得る創作活動というのがあってもよいのでは。。。
何はともあえ、用意している防災用品が活躍することが無いにこしたことはありません。そうであることを願っています。
あ、そうだ。。。ご希望の方で、ご自分のヘルメットをお持ちでしたら、こんな感じでデコメト(勝手に命名)をお作りしますよ〜。シールは、他にもバリエーションがあります。