長年、インドネシアを行き来し、またインドネシアのことに関わっていると、次第にインドネシアらしさ、日本らしさの境界が曖昧になって、どこにいてもあまり違和感なく過ごしている管理人。この夏、インドネシア滞在中に、日本から観光に来たお友達が、滞在中に話してくれたことが新鮮でした。
「インドネシアの料理や食べ物は、辛いんだって覚悟してきたけど、どこの店でも、辛味調味料が別添えになっていて、自分で付け足して味の調整ができるんだね。日本のインドネシア料理店は、どれも最初から味が辛かったりして、インドネシアではそうなんだって覚悟してたけど、よかった。これだったら大丈夫だ。」
「あなたが毎夏、インドネシアへ来るのは納得。赤道直下と言っても、涼しいよね。日陰は涼しいし、湿気がない。快適。これなら、来ない手はないよね。」
「わからないから周りの人に尋ねると、みんな何かしら教えてくれるんだけど、全部違ってたりして、本当はどこ?って感じ。でも、悪い人たちじゃないんだよね。親切は親切だね。欧米なら、”知らない”の一言で終わっちゃうよ。」
「物価が極端だよ。公共バスが長距離乗っても35円で、ちょっと食事にレストランへ行くと、千円単位でしょ。ちょっと不思議なきがする。」
「服のサイズが、日本より若干小さいのかな?普段買う日本のサイズよりも1サイズ大きいのがちょうどいいような感じがする。」
「この国は、本当に多民族なんだと感じてる。食事に行くレストランも、民族や地方ごとにこんなに違いを感じるというのは、日本ではあまり経験しないよね。」
などなど。
言われてみれば、確かに日本のインドネシア料理店では、味が最初から濃かったり、辛いのが普通です。別添えで、様々なサンバル(調味料)がでてくることは珍しいです。
インドネシアは暑い!と思っている日本人は多く、確かに暑いのですが、日本が真夏の時、南半球は冬ですので、暑いと言っても東京の酷暑のようではなく快適です。
みんな親切。これもそうだと思います。親切なんだけれど、時々迷惑(笑)。
物価はめちゃくちゃだと思うこと、管理人もあります。でも、そういうものだと思って、深く考えることがありませんでした。
服のサイズ。管理人は標準より大きいので、インドネシアの既製服を買うことはないのですが、それにしても、たまに入るサイズがあります。やはり日本の号数より大きいかもしれません。
多民族、多文化、多宗教、多言語の国、インドネシアは、インドネシア初心者にとっては、違いだらけに感じる国かもしれません。でも、よく考えると、それがインドネシア最大の魅力なのだと思います。
この夏のインドネシア滞在は、いろいろな意味でたくさんの事を考える良い機会になりました。