毎年6月の第二土曜日に行われる岩手県盛岡市の初夏のイベント「チャグチャグ馬こ」。今年は3月の大震災の影響で、もしかして中止もありうるのかな?と心配しましたが、例年通り行われました。
この日、所用で岩手に行くことが決まっていたので、チャグチャグ馬この開催日と重なってラッキー!諸般の事情で、この行列の出発点である岩手県滝沢村の蒼前神社付近で観ることができませんでしたが、馬たちの追っかけのごとく、盛岡市内の各地点の通過予定時間表とにらめっこ。夕顔瀬橋で観ることができました。
今年は関係諸機関が岩手県の被災地での警備活動中につき、チャグチャグ馬この通過ルートを例年より短縮してコースを組んだそうです。それでも参加した馬の数は90頭近かったそうです。
”シャラシャラ”、”カラカラコロン”と心地よい音を響かせ歩く馬と、その上に乗って手をふる子供達はかわいかったです。馬の装具もきらびやかで、日本中で他にこんな「衣装」をまとう馬たちがいるかな。。。これは岩手に生まれ育った馬ゆえの特権かも、、、と思いました。
このチャグチャグ馬この日は雨が降らないという言い伝えがあるそうです。でも、6月11日の東京の朝の天気は大降りの雨。レインコートを着て外に出たほどです。
新幹線が北へ向かってだいぶ走っても、空は曇り、雨、霧。。。果たしてチャグチャグ馬この地は?と、盛岡駅に降り立った時は、曇りでドンヨリしていました。しばらくして、傘をさすほどの雨。
そんな天気を気にしながら、管理人が鑑賞できそうなスポットに向かって移動していると、だんだん空に青い晴れ間が見えて、日が射してきました。
ラッキーです。夕顔瀬橋に馬たちが着く前には、上天気。チャグチャグ馬この日は雨が降らないというのは、本当にそうかもしれません。
夕顔瀬橋から先のルートは、地元民がルートにそってたくさん集まっていましたので、ゆっくり観ることができませんでした。それでも、か〜っと晴れた時に、夕顔瀬橋で観た行列に管理人は大満足です。
歴史あるこの行事。馬の装具、馬の鈴の音色、引き手のかっこう、乗る子供たちの笑顔、すべてがこれからもずっと受け継がれていきますように。欲をいえば、盛岡の町並みもあまり大きく変化せず、古き良き時代を残した景観が保たれますように。