アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その300 朝から暗い電車 の巻

 震災後、電力供給状況の悪化に伴い、都内では電車の間引き運行や、また昼間は車内の照明をつけないなど、また駅のエスカレーターは一部の時間帯を除き使わないようになっています。駅構内の照明も減らされています。

 全体に暗いです。

 今朝、出かける時に電車に乗ろうと思ったら、止まっていた電車が真っ暗。車庫には入るのか?と思いきや、人がたくさん乗っていました。
 車内が暗いのはまだどうにか我慢できます。暗いといっても真っ暗じゃないですから。我慢できないのは、空調です。暑いのにすし詰め状態の電車、冷房は弱い、人が多いから暑くなる、窓をあけても間に合わない。この先、夏本番になったら、毎朝、毎晩、電車内で熱中症患者が発生して、電車の運行そのものにも影響がでるのではないか?と思います。

 駅のエスカレーターもそうです。節電はすべきですが、大勢な乗り降りするホームの階段は狭いのです。人がここでもまたすし詰め状態ののろのろ歩き。子供あり、高齢者あり、若者あり、妊婦さんあり。一斉に動き出す、それも狭い階段を上りと下りの双方向に。危険です。
 
 何でもかんでも電気を消せばいい、電気で動くものを止めればいいというものでもないと思いますが、マニュアル通りにしかできないのも、日本ならではでしょうか。