アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1711 今朝の出来事 の巻

 今朝、電車を乗り換えるのに降りた駅でのこと。管理人が降りてエスカレーターに乗ったとき、急にブザーが鳴りました。誰か具合が悪い人でも出たのかな?と思いながら、乗り換えるホームへ向かいました。そのホームでもブザーが鳴っていて、どうしたんだろう?と思いながらホームを歩いていました。

 いつもよりホームにいる人が多く、遅延かな???と思いながら、何気無く向こう側のホームに目をやると、なんとそこに人が2人落ちていました。

 駅員さんが線路に飛び降り、最初の1人を救出。もう一人を少し先の方へ誘導し、線路の上に救出。

 救助される前は、二人ともホームの下のわずかな隙間に身を寄せ避難していました。

 

 よく見ると、一人は白い杖を持った方で、もう一人は健常者でした。杖の方が誤って転落したのでしょうか。朝のラッシュ時で電車の行き来が激しいときでしたので、そこに電車が入ってきたら・・・と思うと怖いです。運良く電車は来ず、またブザーを鳴らしたので周辺にいた電車は緊急停止をしていたのかと思います。

 

 その後、救急車が来て病院へ運ばれたようですが、電車にはねられずに良かったと思いました。

 

 先日も、地下鉄の駅で誤って転落した視覚障害者の死亡事故がありました。

 

 時々、白い杖を頼りにホームを歩く人を見かけますが、誘導の手伝いをした方が良いものかどうか考えていまいます。もしかしたら、その方なりの工夫があり、例えば歩数で乗り場の位置を覚えているとか、ホームと電車の隙間の感覚を覚えているとか、あるのかもしれないです。そこに親切のつもりで声をかけたら、その方の普段の工夫を邪魔してしまい、かえって不安にさせはしないだろうか?など、考えすぎでしょうか。

 

 ホームドア設置が進む中、ホームドア設置が難しい駅もあります。同じ型の車両だけが走る場合は良いのですが、快速用の車両、特急列車、など違う型の車両も同じホームを使う場合は、車両ごとにドアの位置も違いますね。

 何か安全に乗り降りできる方法はないのかな・・・、朝の出来事を見て考えさせられました。