アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1116 バリ島 サヌール地区にある朝市 の巻

 インドネシアでは、昔から生鮮食料品、日用雑貨は市場で調達という習慣がありました。しかし、時代とともにこうした伝統的な市場よりも便利さ、手軽さを選ぶ庶民も多く、最近では大型スーパーやコンビニなどで買い物をすることが多いようです。

 さて、バリ島サヌールにあるシンドゥー市場。早朝から昼過ぎまでは建物の中で食品、雑貨、ヒンドゥー教の祭事に使う道具などが売られています。夜になると、市場の建物は閉鎖され、日中は駐車場になっている場所に食事を提供する屋台がならびます。

 最近、管理人はあることに気がつきました。このシンドゥー市場で自分が何の野菜を買っても、店が違っても、値段が2000ルピアであること。20円です。もしかしたら、地元民が買えばこの半値かもしれませんが、一度も値切ったことはありません。毎回2000ルピア払ってお買い上げ〜〜〜(笑)。

 バリ島の市場は、ジャワやスラウェシのそれと違い、店ごとにヒンドゥー教の小さな祭壇?があります。売っているものは、食品は他と変わらないと思いますが、島民の大多数がヒンドゥー教徒ゆえ、ヒンドゥー教の祭事に使うものを扱う商店があることは、他では見ない光景です。

 市場の中は、食品は種類ごとに同じ区画に店が出ています。








 発見!グルグル巻きになった豚の腸詰め。好きな長さだけ買えるのか、それとも丸ごと買わないといけないのか?買う気がなかったので聞きませんでしたが、この豚肉やその加工品を売っているのも、バリ島ならではです。