アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1315 川崎の少年殺害の事件 の巻

 このところ、毎日のニュースは川崎の少年殺害事件。事件に関わったとされる3人の少年が特定され、警察で取り調べを受けているようです。中学生、高校生という年齢は、人間の一生の中で、子供から大人になる準備期間として、とても重要な時期だと思います。過保護、過干渉もよくないと思いますが、大人達は子供達が正しく成長できるよう真剣に見守り、支援すべき時期だと思います。

 今回の事件では、テレビで亡くなった少年が怪我をしている写真がでてきますが、あんな風に怪我をしていたら誰も気づかなかったとは言えないと思います。学校は休みがちだったようですが、あの怪我はかなりのものです。

 去年の年末、管理人はある光景を見て、はっとしました。

 台湾南部の高雄の空港でトランジットをした時です。台湾人の子供が兄弟で空港の免税店の通路を大はしゃぎで走り回っていました。母親が数回注意しているにも関わらず、大騒ぎで走り回っていました。とうとう母親の怒りが頂点に達し、子供二人を厳しくしかっていました。母親の叱り方も中途半端ではありませんでしたが、子供は二人とも、母親の顔をしっかり見つめ、直立不動で叱られていました。親の威厳を感じました。
 日本の親も、昔はあんなふうだったのだろうと思いますが、最近は、あの台湾のお母さんのように真剣に叱る大人が少ないように思います。

 よい、悪いを、その都度、よいタイミングで教え込むのは大事ですね。