アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1146 ハラールのラーメン の巻

 ここ数年前から、日本でしばしば話題になるハラールハラールとは、イスラム教徒にとって「清いもの」とされる食品、薬品、化粧品、衣類などあらゆるものにその対象が及ぶものです。

 先日、知り合いがインドネシアからの出張者を連れて、ハラールラーメンを食べたとブログで紹介していたので、何かとインドネシアからのお客さん案内が多い管理人としても、試してみようと思った次第。

 行ってみました!

 結論から言うと、絶対にハラールにこだわるなら行くべき店かもしれませんが、そうでなければあえて選ばない店、味だと思いました。何より、内容に対して値段が高い、コスパが良いとは思えません。
 一食に同じ1000円弱のお金を出すなら、ハラールではなくても豚さえ使っていなければいい、という人にとっては、もっと満足できるものがたくさんあります。

 昨日行った店は、日本人の店員さんは、全品ハラールですとおっしゃっていましたが、その割にはハラールのマークが見当たらなかったのはなぜ?インドカレー屋さんなどで、ハラールをうたう店は、まず必ずと言って良いほどハラールのマークを掲示しています。

 先に書いたブログの友達は、そのラーメン屋さんで食べた後、お客さんたちがチョコレートを買いたいと言い、ディスカウントショップに行って買い物したと言っていました。ラーメンだけが豚抜きでも、チョコレートやお菓子類がハラールではないですね?ハラールを求める意味がよくわかりません。

 相手が要求しないのに、気を利かせたつもりでハラールのレストランですよ、と案内しても、その前後の行動と辻褄が合わないことってありそうです。案内する方も気をつけないといけないですね。