アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1358 なんだか嫌になってきた の巻

 インドネシアの人と仕事をすると、
「なんでそうなるの?」
ということが頻繁に起こるのです。最近は、入管でパスポートを更新しようとした人が、
「聞いてよ!私の古いパスポート、入管の人が無くしなっていうの。」
と。無くしたってなんで?と思いますが、保管した場所がわからずなくなったという言い方らしいです。その無くされた人は、
「あの古い方には、日本のビザがまだ残ってるから困る!」
というと、その担当者は、
「大丈夫だよ。そのビザが切れてから日本に行けばいいだけじゃん」
と。
 アホか?そこで、その被害者は、
「この件は関係の上官に報告書をあげる」
というと、
「いいよ。今度、あんたがここに何か申請に来た時に、困らせてあげるから」
と、とんでも発言。

 管理人は管理人で、最近、インドネシアで金魚を卸売りする人を探し中。1ヶ月前に、探すよう依頼した二人の人物は、それぞれに、できる、ある、という返事。
 ここ数日、それがどうなったか確認しようと連絡を取ると、なんだか曖昧な言い方に変化。
 結局、どこにどう売られているか、ちゃんと把握していない様子。

 仕方がないので、日系の水産会社に問い合わせ中。

 結局、頼れるのは日本人か?

 しかも、曖昧な返事をしている片方の人は、
「もし買いに行くときは、地元民に頼んだ方がいいですよ。そうしないと値段が高くなりますよ」
と。
 これは良くあることですが、こういう商売もなんだかなぁ。。。と思います。前に、この人のつながりの人に民族衣装の布を購入するための価格調査をしてもらったら、とんでもなく高かったのです。おかしいなと思い、別の人に調査してもらうと、今度は極端に安い。でも、後者の方が適正価格と判断しました。

 実際の価格に自分のマージンを上乗せしているんですね。そして、この人に買い物を頼むと、必ず領収書がないのです。その店が領収書を発行できないとか、店主が字をかけないとか、理由は様々。
 店のせいではなく、自分がマージンを取るから金額をごまかし多分、領収書と辻褄が合わないだけでしょう、と見抜かれているのも知らずに。
 そんなことが度重なると、なんだか嫌になってきます。