夕べから冷えるなあと思っていたら、今日は雪。東京も今年は数回雪が降りました。「雪」を見て「雪蛤」を思い出しました。10年ほど前、香港に行った時、アジアのスイーツを紹介する雑誌を見つけました。その中で管理人の興味を強くひいたのは、「雪蛤」でした。
さて、「雪蛤」とはなんぞや?
実は、これ、カエルのことです。
雪蛤は学名はを中国林蛙といい、中国東北吉林省の長白山に生息する蛙だそうです。東北地方は厳冬でしょうから、この雪蛤はひときは強い生命力を持っているようなイメージがあります。いや、イメージだけではなく、実際にそうなのかもしれません。メスの卵管には、繁殖するために豊富なたんぱく質、アミノ酸など滋養成分が含まれているそうで、これが美肌美容、滋養強壮として有名な理由です。
実物を想像すると、ギョエ〜〜〜っと思いますが、「美容」と聞くと試してみたくなる管理人。食べました!ココナツミルクで甘くした雪蛤。食感は、ツルンっとしたゼリーのようなもの。特別特徴があるようにも思えません。なんでも、香港マダムは、これを美肌効果をねらって食べるのだとか。
次なる好奇心は、この雪蛤を買ってみよう!ということで、乾物屋をまわって歩きました。ありました!でも高い!ほんの少しだけ買いました。店のお兄さんは、
「ほんの少しだけ水に浸けて戻して下さい。食べたい量をもどすと、とんでもない量に増えますよ」
と教えてくれました。
一回分と思う量をひとつまみ、タッパーに入れて水を加え、数時間後。
ギャァ〜〜〜。増えてる!増えすぎ!!!半透明なゼリーのようなものが。。。
一気に食べる気を消失。
気を取り直して、ココナツミルクで甘いシロップを作って食べました。やはり特徴がない味。
以来、作ったことはありませんが、こういう物は、食べに行くもので自分で作らないほうがいいですね。