アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その787 ペットは家族の一員とはいっても の巻

 先週火曜日に、友達が長年飼っていた猫が死んだとメールが届きました。年齢は10何歳とか言っていましたが、人間で言えばかなりのおばあさんらしいです。老齢による内蔵機能低下が主な死因だったようです。

 土曜日、その猫を火葬したと連絡がありました。

 管理人はふと思いました。この暑さの中、5日間もどうやって保存しておいたんだろう?動物専用の斎場にそういう設備があるんだろうな、きっと、と。

 すると友達の答えは、
「”ちゃんと冷凍庫”に入れて保存してあげたから大丈夫だった。」
でした。

 冷凍庫と言われても、管理人の頭の中では斎場の冷凍庫なのだろうと思いました。でも気になって聞いてみると、自宅の冷蔵庫についてる冷凍庫に食品と一緒に入れておいたというのです。

「え?食べ物と一緒に死んだ猫を入れておいたの?」
と聞くと、
「あたりまえじゃん!家族なんだから!何いってんの?」
と言う。
「え〜〜〜。。。なんだか私には理解できない。だって家族は家族だとしても。。。」
と言ってしまったのも悪かったかもしれませんが、その人は、
「あんたみたいに動物を飼ってない人や嫌いな人、キリスト教徒にそういう人が多い!」
と言うのです。
 
 管理人は、こういう人とは会話が成立しないと思って、その話はやめましたが、キリスト教だから人間と動物は違うと区別する価値観が生まれるのか?動物を飼っていないから、人間と動物は一緒ではないと言うのか?どれをとっても、それは違うと思うんだけど。。。

 だって、仮に家族が亡くなって、火葬まで時間があくようなら、ドライアイスなどで保存するように、家族の一員であるペットであればこそ、冷凍庫に入れずにドライアイスで丁寧にやさしく保存すると思うのですが。。。

 ちなみに、管理人も子供の頃は、家でウサギを飼ったり、インコを飼ったり、猫を飼っていたりしました。幼稚園の頃、父が庭に池を作って金魚を飼っていたこともありました。飼っている動物が死んでしまったら、すぐにお墓を作っていました。動物と接していたからこそ、冷凍保存しようなんで考えつかなかったのですが。友達の話は、家族なんだから当たり前だといいながら、どうしてもその人こそ、相手が人間ではないから冷凍保存したのではないかとしか思えないのです。

  なんだか嫌な気分になりました。