読書家の知人から譲り受けた本。読み始めました。昨夜、寝る前に読んだのは『南洋の子供たち』 窪田文雄著 東亞堂 です。
この本は、なんと管理人が生まれるはるか前に出版された本で、日本語も旧漢字、旧かなづかいで書かれているなんとも味がある本です。
まだ最初の部分しか読んでいませんが、文章の様子から、日本の子供向けに書かれた本のようです。日本の子供達に「南洋」の子供たちの様子を紹介する本です。昨夜はフィリピンの章を読み始め、まだその章を読み終えていませんが、当時の日本人の目から見たフィリピンの様子、子供たちの生活環境などわかりやすく説明されています。時代ゆえに、今では使えない表現や単語も散見されますが、そういう時代だったのだと含んで読み進めると、当時の日本の子供たちがどんな情報を得ていたのかもわかります。
今夜もまた読むのが楽しみです。